ほんとうに大切にしたいこと。
でも、ここでの生活のおかげで
答えに近づけた気がする。
世界が認める若き才能 カルロス・ボイスが描く、
忙しなく働く現代人に向けた
ヒューストンドラマ
情報があふれるニューヨークでせかせかと働いてきたソフィア。ある日、彼女を嫌う上司からケープタウンへの左遷を命じられる。当初は転勤を嫌がっていたソフィアだが、ゆったりとした時の流れやユニークな友人たちができたおかげで徐々にケープタウンでの生活が心地よくなっていく。その矢先、彼女を左遷した上司が重大なミスをしたことで、ニューヨークに呼び戻されることに。ようやく馴染めた大切な場所を離れなくてはならないことに戸惑うソフィアがした決断とはーーー
監督は、デビュー作からこれまで海外の映画祭で数々の賞を受賞し、フランスの一流映画誌カイエ・デュ・シネマからその鋭い感性を絶賛され、前作『Can't you see me ?』がモスクワ国際映画祭で2つの賞を受賞したカルロス・ボイス。ソフィアを演じるのは、『Let me in』『Fricker』の情感と迫力あふれる演技で存在感を放ったイヴィ・カーソン。共演は、ベン・ホープ、ジェイ・スチュワート、ゴールデンレトリヴァーのダヴ。主題歌は、伸びやかな歌声が心に波紋を広げるイ・ジョンウォンの『Taken』。